カードローンは土日や祝日でも借りられる?審査・在籍確認は?
カードローンは年中無休で申込みを受け付けていますが、審査を行っている時間は限られているため、いつでもすぐに借りられるわけではありません。
銀行カードローン・消費者金融でも違いがあるため、それぞれについて説明します。
土日祝にカードローン申込み
申込だけに限って説明すると、ネット申込が可能なカードローンであれば、平日でも土日祝でも365日申込が可能です。
ただし、店頭窓口などでは土日祝はやっていないところも。
銀行カードローンではネット申込は土日にできても、店頭は営業していません。
消費者金融では、土日祝も営業しているところも多くあります。
土日祝の審査
銀行は営業時間外なので翌営業日に持ち越し
土日祝日は業務が停止するため、審査が行えず審査回答及び契約が翌営業日以降となります。
銀行では土日祝は審査や審査回答はありません。
申込だけはできるという状態です。
大手消費者金融は土日祝でも審査OK
大手の消費者金融では、曜日に限らず審査を行っており、1時間以内には審査結果がとどきます。
消費者金融は銀行カードローンよりサービスが充実しているので、スピード審査に力を入れています。
土日祝の審査もサービスの一環です。
土日祝のカードローン在籍確認
カードローンの申し込み時に行われる審査には、職場・自宅への在籍確認がつきものです。
在籍確認は、申込者が確かに申込んだのかと、指定の連絡先にいるのかを確認するもの。
申込者が働いている場合、そもそも土日祝日が休業日の職場では在籍確認が行えないという事態が起こります。
銀行は基本的に平日以外の審査は行いませんが、消費者金融であれば場合によっては在籍確認ができなくても何らかの対応をしてもらえる可能性があります。
消費者金融
消費者金融によって、休日の在籍確認方法が異なります。
在籍確認の方法が、勤務先への電話に限るカードローンもあれば、勤務先での在籍がわかる書類提出でも可としているところもあります。
電話確認のみの場合は、休日に在籍確認をとることができないと審査をすすめることができないため、審査は一時ストップします。
アイフル・SMBCモビット・アコム
申し込み後にすぐ電話をして相談をしましょう。
勤務先への電話で在籍確認ができないことを伝えることが重要です。
健康保険証や給与明細などの書類提出によって在籍確認の代わりとしてもらえます。
ただし審査の状況によっては在籍確認がどうしても必要な場合もあります。
電話での在籍確認が必要とされている場合に勤務先に連絡がつかないときは、在籍確認のみを後日に回して審査が進められ、とりあえず最少の限度額で借入が可能になることもあります。
どの程度認められるかは審査と消費者金融の判断になります。
プロミス
在籍確認をされるタイミングや方法などは消費者金融の判断次第でこちらからは指定・決定することができません。
それでも、申し込み後、電話して相談するのも方法のひとつ。
状況を説明し、どうしたらいいか相談してみましょう。
レイクALSA
土日祝でも在籍確認が必須の為、確認が取れないと審査が進みません。
こちらも相談してみるのも手ですが、難しいといわれるかもしれません。
土日祝の借入
借入の方法によりますが、土日祝でも契約まで済んでいれば、提携ATMや振込で融資を受けることができます。
銀行カードローンで土日祝に借り入れる
借入自体は出来ますが、あくまでもすでに契約まで済ませローンカードを持っている場合に限ります。
三菱UFJ銀行のバンクイックやみずほ銀行では振込融資に対応していても、土日祝日の振込融資は行っていません。
振込依頼をしたとしても入金は翌営業日以降になります。
イオン銀行カードローンでは、振込融資自体に対応していません。
銀行カードローンで休日に借入するには、ローンカードかローン機能付きのキャッシュカードを持っていることが必要で、カードでATMから借入することができます。
消費者金融で休日借り入れる
消費者金融でも、契約まですませていれば土日祝日でも借入をすることができます。
ATMで借入するには、ローンカードが必要です。
また、プロミスやアコムでは、一部の口座のみ休日の振込融資にも対応しています。
モアタイムシステムで土日祝日や夜間も振込融資可能に
2018年10月9日に全銀システム(全国銀行データ通信システム)でモアタイムシステムの稼動がスタートしました。
モアタイムシステムの稼動前、銀行の即時振込は営業日の日中のみでした。
稼動時間が平日8:30~15:30になっていたためです。
このモアタイムシステムの稼動によって、稼働時間が拡大し、平日の夕方や夜間、土日祝日もリアルタイムで着金を確認できるようになりました。
カードローンでも以前までは振込融資の対応時間に平日の14:30までという制限がありましたが、この新システム稼動によって振込融資の対応時間が広がり、平日の午後や夜間、休日にも振込融資が受けられるようになりました。
ただし、振込(着金)時間の拡大が可能なのは振込を依頼する側の利用銀行と振込先の銀行の両方がモアタイムシステムに接続できている必要があります。
カードローンも同様です。
振込融資の対応時間拡大は、「カードローン会社が振込に使う銀行」と「振込んでもらう銀行」両方のモアタイムシステム加入が必要です。
まずは、カードローン会社がこの新システムを受けて振込融資の時間拡大をしていること。
次に、振り込まれる口座は対応している銀行を使うこと。
夜間や休日に振込融資をうけるにはこの2つが重要です。
すべての金融機関・銀行が対応しているわけではないので注意が必要です。
例えば、都市銀行の中ではみずほ銀行だけ加入を見送っています。
地方銀行など他の金融機関でも、対応していない銀行があります。
振込時間拡大に対応しているカードローン
レイクALSA・プロミス・SMBCモビット
土日祝日に即日融資を受けるために重要なこと
3つの条件すべてが可能な消費者金融なら土日祝日でも即日融資が可能です。
- 休日でも審査&審査回答があること
- 在籍確認ができる、またはかわりの方法があること
- 出金できる方法があること
休日の審査回答が可能な時間までに申し込みをすることが重要です。
休日の審査・審査回答 | 在籍確認の代替方法の有無 | 休日対応の出金方法 | |
---|---|---|---|
レイクALSA | ○ 平日・土曜 8:45〜24:00 日曜・祝日 8:45~22:00 | △ | カード発行 振込融資 スマホ取引 |
アイフル | ○ 9:00~21:00 | ○ | カード発行 スマホ取引 |
アコム | ○ 9:00~21:00 | ○ | カード発行 振込融資 |
プロミス | ○ 9:00~22:00(一部21時) | △ | カード発行 振込融資 スマホ取引 |
SMBCモビット | ○ 9:00~21:00 | ○ | カード発行 振込融資 スマホ取引 |
審査にも含まれますが、在籍確認ができることも大切。
土日祝日でも在籍している自分の会社が営業している場合など、在籍確認がとれれば問題ありません。
土日祝日は休業であれば、給与明細や健康保険証など代替の方法で在籍確認としてくれるカードローンを選ぶ必要があります。
休日でも出金(借入)できる方法は3つです。
自動契約機でローンカードを発行するか、振込融資、またはスマホATM取引。
この3つの方法のうち、どれか1つでも対応していれば、土日に借入は可能です。
ただし、振込融資に関しては、対応している銀行口座が限られていたり、メンテナンスの時間があることも。
事前に確認しておきましょう。
土日祝に借入するのにおすすめの3つの方法
土日祝にカードローン申込みをし借りるには、大手消費者金融を選ぶことが条件です。
休日の即日融資のために外せない3つの条件を満たす、おすすめの方法があります。
3つのうちいずれかで休日でも即日融資を受けることができます。
自動契約機でカード発行する
ATMは休日でも稼動しているため、ATMを利用して借りる方法があります。
そのためには、ローンカードを持っていることが必要です。
ローンカードを利用して提携ATMから借入する方法を考えている場合、自動契約機を利用してカード受け取りが必要です。
プロミス、アイフル、アコム、SMBCモビット、レイクALSAといった大手消費者金融では、全国に自動契約機を設置しています。
自動契約機でカードを受け取れば、契約機に併設されたATMや最寄のコンビニATMなどで即キャッシングが可能になります。
ただし自動契約機は店舗によって営業時間が決まっていますので、あらかじめ確認しておいたほうが安心です。
また少しでも審査待ちの時間を節約するためには、事前にインターネットで申し込みをして審査回答を得てから自動契約機に出向くのが最善です。
もし最初から契約機で申し込み手続きをする場合には、できるだけ早い時間帯に申込む方が、その日のうちに確実に借入れできる可能性が高くなります。
営業時間とあわせて、申込受付時間についても確認しておきましょう。
つまり、即日融資でATMを利用して借入するには、自動契約機の営業時間内にローンカードの発行まですませておくことが必要です。
ATMを利用して借入できる時間帯は提携のATMによります。
WEB完結を利用する
インターネットで申込から借入まで済ませられるWEB完結は、パソコンやスマホがあれば時間や場所を問わず手続きが可能です。
web完結の場合、借り入れは振込融資で受けることになります。
振込可能時間が何時までか、または即時振込可能な指定銀行口座を持っているかが重要です。
24時間365日申込OKで土日や祝日でも条件を満たせば借入ができ、契約機やATMに出向くことなくキャッシングすることができます。
プロミスのWEB完結
WEB申込→審査通過で、24時間365日指定口座への振込融資申込が可能になりますが、平日以外は口座に入金が反映されるのが翌営業日になります。
三井住友銀行やジャパンネット銀行をはじめとした、全国約200の金融機関なら、受付完了から10秒後に振込OKな「瞬フリ」が利用できるため、土日祝日でも口座に入金されます。
アコムのWEB完結
アコムもプロミスと同じく、WEB申込→審査通過で、24時間365日指定銀行口座への振込融資申込が可能になりますが、平日以外は口座に入金が反映されるのが翌営業日になります。
楽天銀行の口座があれば受付完了から最短1分で振り込んでもらえるので、土日祝日でもお金が受け取れます。
土日祝日に振込融資ができない消費者金融
アイフル・SMBCモビット・レイクALSAでは、WEB完結にていつでも振込融資の申し込み自体は受け付けています。
ただし平日以外は口座に入金が反映されるのが翌営業日になるため、実質振込融資では土日祝日にお金を受け取ることができません。
アプリを利用する場合
アコム以外のプロミス、アイフル、SMBCモビット、レイクALSAでは、申込から借入までスマホで手続きできる専用アプリが用意されています。
審査に通過してログインすると、カードがなくてもセブン銀行ATMから24時間365日出金可能になります。
アプリではキャッシング機能だけでなく残高や返済状況などが手軽に確認でき、自身の借入を把握するのに便利に役立てることができます。
カードローン会社のアプリは、はじまったばかりのサービスです。
アプリを使って借入をする際に利用するのはセブン銀行ATMで、カードローン会社のATMではありません。
自動契約機とは違い、備え付けのインターホンはセブン銀行のコールセンターにつながっていて、カードローン会社につながっているわけではありません。
アプリを利用した借入の手順は公式で詳しく説明されてはいるものの、事前によくチェックしておくほうが安心です。
消費者金融名 | 自動契約機 | web完結 (振込融資) | スマホアプリ |
---|---|---|---|
プロミス | ○ | ○三井住友銀行やジャパンネット銀行をはじめとした、全国約200の金融機関 | ○ |
アイフル | ○ | ×休日の振込融資不可 (申込のみ可能) | ○ |
アコム | ○ | ○指定銀行口座のみ休日振込可能 ・楽天銀行 | × (ATM出金機能なし) |
レイクALSA | ○ | ×休日の振込融資不可 (申込のみ可能) | ○ |
SMBCモビット | ○ | ×休日の振込融資不可 (申込のみ可能) | ○ |
申し込みだけでなく、土日祝日に借り入れまで可能にするには、持っている口座や、近くに自動契約機があるかどうか、自動契約機に行く時間があるかなどを考えて消費者金融を選びましょう。
スマホで借りれるカードローンについては、こちらのページでも詳しく紹介しています。
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土日祝日の返済
土日祝日が返済日になった場合、返済日は翌営業日になります。
自動引き落としでも、カードを使って返済する場合でも返済は翌営業日です。
ただし、約定返済額に変わりませんが、利息と元金の内訳が変わります。
例えば、返済日が休日にあたって2日後の翌営業日に延びた場合、2日分の利息が増え、そのぶんの元金が減らないことになります。
返済日の返済金額は変わりません。
ATM返済を選んでいる場合、土日祝日に返済日が当たった時でも返済しておくことで、少しでも早く元金を減らすことができます。