主婦・専業主婦が借りられるカードローンで増額は可能?
主婦でもカードローンの増額(増枠)は可能です!
ただし増額には必ず審査があり、すでに借り入れがある分、審査通過のハードルは高くなっています。
増額には条件があり、審査ハードルもさることながら申し込みのハードルも高め。
カードローンの増額について、わかりやすく紹介します。
カードローンの増額と同じ効果でさらにお得に借りられる方法もあります。
こちらも参考にしてください。
カードローンの増額よりお得な新規借入とは?
主婦でも増額はできるの?銀行カードローンの場合
収入のある主婦と、無収入の専業主婦とで違いがあります。
銀行カードローンの中には、専業主婦だと増額ができる銀行とできない銀行があります。
主婦と専業主婦、分けて説明します。
専業主婦の銀行カードローン増額
銀行カードローンは配偶者に安定収入があるという条件のもとに、専業主婦の借入を認めています。
専業主婦自身は無収入でも、旦那の収入から返済分を捻出できるからです。
さらに返済しやすい様に、限度額も30万円~50万円に抑えられているので、さらに借りたいという増額を認めないという銀行があります。
カードローン会社名 | 専業主婦の融資限度額 | 専業主婦の増額可能額 |
---|---|---|
東京三菱UFJ銀行カードローン バンクイック | 30万円まで | 50万円まで可能 |
東京スター銀行カードローン | 設定なし、審査次第 | 増額不可 |
みずほ銀行カードローン | 30万円まで | 増額不可 |
新生銀行カードローン レイク | 30万円まで | 設定なし、審査次第 |
セブン銀行カードローン | 10万円・30万円・50万円の中から選ぶ | 限度額が10万円・30万円の場合は50万円まで可能 限度額が50万円の場合は不可 |
三井住友銀行カードローン | 設定なし、審査次第 | 設定なし、審査次第 |
楽天銀行スーパーローン | 50万円まで | 50万円まで可能 |
ジャパンネット銀行 ネットキャッシング | 設定なし、審査次第 | 増額不可 |
スルガ銀行カードローン | 設定なし、審査次第 | 設定なし、審査次第 |
(※新生銀行レイクカードローンは2018年3月いっぱいを目処に新規申込停止となります(3月26日記載))
『増額不可』や『50万円まで可能』と条件が決まっている銀行もあれば、『審査次第』という銀行も。
50万円まで可能でも審査次第のため、必ず50万円まで増額OKではありません。
審査次第であっても、生活費の中から返済することを銀行もわかっているので、増額できたとしても大きな増額は期待できません。
銀行カードローンの審査は、自主規制により厳しくなっているため、『増額できなくもない』というイメージです。
専業主婦がカードローンを選ぶ際に多めに借りる可能性があるのであれば、最初から増額可能なカードローン会社を選んでおくのも1つの手です。
主婦の銀行カードローン増額
審査次第です。
銀行カードローンは総量規制対象外の為、借入総額は年収の1/3までという規制はありません。
審査で返済能力が高いと判断されれば、増額可能です。
主婦でも増額はできるの?消費者金融の場合
専業主婦の消費者金融増額
消費者金融は総量規制の対象の為、専業主婦は申し込み資格がありません。
借入自体ができないため、増額もできません。
配偶者貸付制度を利用しての借入なら審査次第となりますが、下記から簡単ではありません。
- 夫婦合算で年収の1/3までしか借りられない
- 審査が厳しくなり、年収の1/3まで目いっぱい融資をするローン会社は少ない
配偶者貸付については、こちらのページで詳しく紹介しています。
配偶者貸付とは?- 総量規制の例外
主婦の消費者金融増額
年収の1/3を超えない範囲で審査次第で増額が可能になります。
本人に収入のある主婦は総量規制により最大で借りられるのは、他社借入も含めた限度額の総額は年収の1/3までに限られます。
会社員だけでなくパートやアルバイト、派遣社員を含め、自身で仕事をして安定した収入を得ている主婦であれば、利用実績に応じて増額できる可能性があります。
総量規制については、こちらのページで詳しく紹介しています。
【総量規制とは】主婦必読!お金の借入ルール→年収と借入総額
カードローン限度額の増額条件
増額可能なカードローンであっても、利用開始直後から増額はできません。
カードローン会社毎に個別の条件と審査基準を持っています。
条件と審査基準ともに公開されておらず、銀行側の審査次第と明記されていることが一般的です。
カードローン利用者の声から、下記の条件を満たしている必要があると考えられています。
取引実績を積む
借入・返済を繰り返している利用の実績を積んでいることが必要です。
セブン銀行カードローンの様に契約後2ヶ月経過していればOKという場合も。
特に記載がなければ最低半年、1年以上あればベスト言われています。
確実に返済していること
返済遅延・滞納がないことが重要です。
カードローン会社が最も嫌うのは、返済の遅れや滞納などの返済に関すトラブルです。
返済金額の中に利息(カードローン会社の儲け分)があるため、きちんと返済されないと利益が減ってしまいます。
またカードローンは信用貸しのため、返済に問題があると信用を落としてしまうため、更に多く貸すことはありません。
他社借入がないこと
現在借りているカードローンを契約後に、さらに他のカードローンでも契約したという場合です。
すでに他社借入があるということは、借り入れの総額が増えているということ。
増額することは今以上に融資することとなり、完済できない可能性もあると考えられます。
増額が期待できる状況とは?
増額ができるかどうかは増額の際の審査によりますが、消費者金融から信用してもらえれば、増額にプラスに働く要素があります。
以下が満たせていれば、増額できる可能性が高くなります。
- 着実な取引実績
- 条件の好転
- 返済日より早めに返済している
- 最低返済額よりも多めに返済している
- 繰上げ返済
延滞なしでコツコツと借入と返済を繰り返すことで取引実績ができ、信頼度を増すことができます。
年収アップや雇用形態の変化、子供の独立などで収入条件が良くなると、返済能力が高まったとみなされます。
常に約定日に先がけて返済を行うことで、信頼度がアップします。
月々の返済を余裕をもって行っているとみなされます。
予定外の返済を組み込むことで、返済に余裕があるとみなされます。
増額が期待できない状況とは?
増額の審査通過が期待できる状況を逆に考えれば、審査落ちの可能性が高い条件がわかります。
それ以外にも、借入状況から返済能力の問題や積極的な返済姿勢が見えない場合は、消費者金融側も増額に消極的になってしまう可能性があります。
- 取引実績がない
- 契約時より借入件数・借入額が増えている
- 条件が悪くなった
- すでに年収の1/3以上の借入がある(消費者金融の場合)
- 返済遅延・延滞がある
- 転職後間もない
- 専業主婦
契約後も借入がないか少ないままだと利用実績ができず、信頼性の判断がつきません。
他社からの借入が増えるとお金に困っている印象を与えてしまいます。
年収ダウンや雇用形態の変化などで収入条件が悪くなると、返済能力が下がったとみなされます。
消費者金融では総量規制により、他社借入を含めて年収の1/3までに借入が制限されます。
他社借入も含めて返済に遅れが生じたことがあると、信用度が下がります。
転職してから日にちが経っておらず勤務実績が積まれていないうちは、審査に不利になることがあります。
自身に安定収入がない専業主婦は返済を夫の収入に頼ったり家計から捻出せざるを得ないため、増額できてもわずかです
カードローンの増額審査のデメリット
現在の借入限度額は、申し込みをした時点の情報を元に決定されたもの。
あらたに増額希望により新たに審査をすることで、個人の信用情報から下記のような事実が表面化することもあります。
- 転職・独立などで年収(配偶者の年収)が下がった、勤務年数が少なくなった
- 他社借入が増えている
- 他社で返済遅延や滞納がある
このような場合、増額どころか減枠(限度額を減らされる)や、利用停止(返済のみになる)になるケースもあります。
契約時と状況が変わった場合は、カードローン会社に申告することが必要です。
しかし、申告しなくてもカードローンが利用できるため申告しない人も多いです。
本来は良くないことですが、審査をしなければ契約を見直されることはなかったのにという場合もあります。
カードローンの増額を申請する場合の注意点
増額通知が来ている場合でも、必ず増額できるとは限らない
利用開始から半年~1年以内に、カードローン会社からのメールやATMの画面のお知らせなどで『増額しませんか?』『増額可能です!』というお知らせが届くことがあります。
しかしこの通知は増額ができることの約束でなく、あくまでもお知らせにすぎません。
通知が来たからと言って必ず増額できる保証ではないので、審査次第という事になります。
審査に落ちてもむやみに増額申込を繰り返さない
増額審査をしたという記録は半年間残ります。
この記録が多いとお金に困っている印象を与えてしまい、今後の審査に不利に影響する可能性があります。
むやみに増額申し込みは控えたほうが良いでしょう。
審査落ちした際の再申し込みは、できれば半年、1年以上あければベストです。
その間は審査でのマイナスがない様にしましょう。
カードローンの増額よりお得な新規借入
カードローンの増額は、希望者が多い割に審査ハードルが高いく、実際に申し込んで審査落ちした人も多くいます。
しかし<新規借入なら増額と同じ効果がありさらにお得に借りられます。
現在契約しているカードローン会社とは別のカードローン会社に、新規で借り入れの申し込みをすれば、増額と同じ効果がありさらにお得に借りられます。
延滞などの返済状況が思わしくない場合では、他社に新規借入を申し込むことで、増額申請して減額や利用停止が回避できます。
カードローンの新規申し込みには、
- 新規申込みの方が増額より審査に通りやすい
- 新規申し込みでは30日間などの『無利息期間』が利用できる
このように、増額では得られないメリットがあります!
ただし、この新規申し込みも他社で借りている分、審査は全く借入がない人よりは不利な状態です。
審査に通りやすくするために、
- 他社借入件数・借入金額の申請は正直に
- 借入希望金額はできるだけ必要最低限だけ
上記を守って申し込んでください。
すでに借りている件数・金額は信用情報を確認すればわかります。
借入希望金額を多く申請すると、とてもお金に困っている・返済できないのでは?とマイナスの印象を与えてしまうことに。
審査に通ることが重要なので、かならず守ってください。
専業主婦は複数社借入が難しい
カードローンの審査で重要視されているのが返済能力。
そのため他社借入が多いほど審査に通過しにくくなると言われています。
収入のある人であればは実際に3社・4社借りている人もいますが、無収入の専業主婦では2社までなら可能性あり、3社目は審査落ちの可能性が高くなります。
カードローンの審査に通過するためにも、入力項目は正直に、なるべく少額希望で申し込みましょう。
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専業主婦のカードローン増額まとめ
- カードローンの限度額は審査を経て増額できることがある
- 増額には審査があり、半年以上の実績・返済状況・他社借り入れ件数が重視される
- 審査次第で減額や利用停止もあり得る
- 増額通知のお知らせは、増額を保証したものではない
- 仕事をしている主婦は利用実績が好ましければ増額できる可能性が高い
- 専業主婦は銀行カードローンで増額申請できる可能性があるが、条件は厳しい
- カードローンで増額申請するよりも、他社新規借入の方が審査が通りやすくお得
カードローンで限度額がアップすると、場合によっては金利を下げられることもあるため、以前よりもお得に借りられる可能性が出てきます。
ただし実際には主婦の増額幅は大きいものではないので、増額されても金利帯は増額前と同じままであることがほとんどです。
カードローンで増額し借入額が増えれば、必然的に毎月の返済額が大きくなることになります。
増額申請の際には自身の利用実績や返済状況に問題がないかをよく確認し、確実に返済できるかを再度よく検討することが大切です。
減枠や利用停止のリスクを回避するためにも、他社新規借入も検討してください。